山猫の部屋へようこそ!
もくじ
■山猫ひとりごと
■『スーホの白い馬』公演今昔ばなし&劇団内幕4コママンガ
■20周年公演「王さまの耳はロバの耳」お客様アンケートと後日談より
■東日本大震災から2年(萩園いこいの里 特別企画「あの日を忘れない」に参加)
■東日本大震災から2年
2013年3月9日(土)、萩園いこいの里-土曜ミュージックサロン-特別企画 『あの日を忘れない』に賛助出演しました。(『花は咲く』『春よ、来い』)
■2012年6月 旗揚げ20周年公演
オリジナル音楽劇 山猫版『王さまの耳はロバの耳』(茅ヶ崎公演)のアンケートより
〇「タウン紙でみつけ、なんとなく面白そうと思って観に参りました。思いがけずすばらしい舞台にすっかりひきこまれました。観客の呼吸もつかむようなすばらしいステージでした。最後、手拍子をしたくてたまらなくなったら自然と手拍子が湧き上がり感動的でした。次作もぜひ見てみたいです。」
〇「始まってまず、美術の様子にくぎづけでした。子供向けの設定、演出でないのがとてもよく、子供達をひきこんでいました。」
〇「ひきこまれて夢中で最後までついていった。山猫版はすばらしかった。時代、社会への批判性もあり、色々と考えさせられました。音楽が情景をより効果的に盛り上げ、旋律が細やかでもっと聞いていたいと思いました。」
〇「去年の震災以来、私たちが特に必要としているもの、わかりあおうとする心、乗り越えようとする勇気、愛情が劇と音楽と劇団に満ちていて、とても大きな力を頂きました。」
〇「5歳の息子と拝見しましたが、映画やテレビと違って、臨場感があり、息子の反応が全く違って顔を輝かせていました。貴重な時間でした。」
■(後日談)公演を拝見させて頂いてから早いもので3か月になります。息子にも私にとっても、臨場感あるれる劇と生演奏で観客席も共に体感したひと時は忘れられない時間となり、3か月経った今でも息子(今月誕生日を迎え6才になりました)の遊びの中で歌やセリフが飛び交っています。
■『スーホの白い馬』の制作過程が4こまマンガに♪
〜音楽劇として制作・初演・学校公演 そして朗読を中心とした作品へ
『スーホの白い馬』という作品は、絵本(福音館書店刊・大塚勇三再話)を元にして音楽劇として制作(脚色、作曲)し、1998〜2001年に、沢山の学校や幼稚園、劇場で公演しましたが、劇団にとって、公演のやり方に新しい方向性や可能性を加える作品となりました。
それ以前には、私たちの公演場所はいつも劇場でした。劇場を出て、体育館などシンプルな設備の中でも伝えられるものを皆で模索していました。
シンプルで心を打つモンゴルの民話『スーホの白い馬」を皆で選び、小さな音楽劇にすることになりました。馬頭琴という楽器を購入し、楽器に入っていた説明書から情報をたどって、モンゴル人の馬頭琴奏者の方に、劇団員(元々バイオリンが弾ける)が演奏を習いました。
また、劇団を応援して下さるKさん(モンゴルと日本を往復している日本女性)が、もう一人の奏者を紹介して下さったり、モンゴルの衣装を提供して下さったりしました。
↓は、スーホ〜の製作過程が団員の手で4こまマンガになったものです。(制作 H.H)
◆『スーホの白い馬』絵本:
福音館書店刊・大塚勇三 再話・赤羽末吉 絵
上演構成:劇団湘南山猫 / 劇中歌・BGM作曲:川元久実子・栃内まゆみ
その後年月がながれ、私達は『スーホの白い馬』を一旦大切に劇団の「お蔵」の中にしまいました。
2012年はいよいよ旗揚げ20周年ですので、それに向けて全くの「ゼロ」の状態から20周年公演の演目選び、新作の製作を行うため、準備で忙しい期間なのですが、ちょうど小品の依頼がありました。
そこで急遽、団員の馬頭琴演奏にプラスして、以前の音楽劇を<絵本の朗読+歌>という形にしてお応えすることになりました。
2011年1月、馬頭琴演奏と『スーホの白い馬』の朗読&歌という形で、イベント会場で公演しました。
■山猫ひとりごと
〜 山猫は・・・・・
山猫は家で洗濯物を干し、ご飯を作り、仕事にでかけて奮闘し
稽古場ではたくさん歌を歌い、セリフを言い、議論し、お話や曲を紡ぎだし
温かくも厳しい演出に鍛えられ
体育館や劇場で、みんなに物語りをとどけ
ときどきたまには日向ぼっこをして休息します
そして、温かい陽だまりでつぶやきます♪
ニャーゴ ニャーン〜(しばいができてしあわせだなあ)
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